植物の水やりのタイミングってすごく難しいですよね。「夏は2~3日に1回」とか書かれても実際にあげるとなるとまだ湿ってるし、大丈夫か不安になることが多々ありました。その中でもよく見る「表面の土が乾いたら」を深掘りして、悩まずに水やりができる様に説明していきます!
結論
- 「表面の土が乾いたら」は目で見てもわかるが、土を触って確かめるのが一番確実!
- 植物が枯れる原因のトップの2つは水のやりすぎと水不足。
- 乾燥を好むかで3つのグループ分けをして適切な水やりをしよう!
水やりの重要性
植物も人間と同様に生ていくためには水が必要です。また、根から水を吸収する際に土壌の栄養も併せて吸収します。そのため、植物にとっての水はご飯と飲み水を兼ねたものなのです!
さらに、植物は葉で光合成を行い栄養をつくります。この時に多くの水を消費するため、水が足りていない場合は光合成が適せずに出来ずに、成長が遅くなったり、枯れたりする原因になります。
しかし、過剰な水やりは菌の繁殖、根が水没し、酸欠状態になり根腐れにつながります。
温度や湿度によって水やりを調節する必要があるため、水やりは慎重に行う必要があるのです。
植物が枯れる原因TOP3
みなさん、植物が枯れる原因のTOP3って知っていますか?
植物が枯れる原因のTOP3
- 過度な水やりによる、酸欠や根腐れ
- 水分不足による栄養失調や枯死
- 日照不足による栄養失調
こちらがTOP3になります。
1,2位は水やりに関する原因なんですよね。
なんと害虫による被害は5位なります。
だからこそ、適切な水やり、日当たりを管理することで植物を枯らす原因を大きく解消できるのです。
ここからは過度な水やりを防ぐ目安。「表面の土が乾いたら」について解説していきます!
「表面の土が乾いたら」の確かめ方
確かに土の種類にもよりますが、乾いている時と湿っている時で色は変わります。大体の土では湿ってる時は黒めの色になります。そのため、目で見て分からないこともないですが、あまり自信はもてないですよね。
左が先ほど水やりをしたもので、右が表面の土が乾いた状態。ハイドロカルチャーって特に分かりずらい気がします。
見た目でも分からないこともないですが、私の場合、土を指で触り乾き具合を確認するようにしています。
指で触ると土の乾き具合が簡単にわかります。言うまでもないですが、乾いていたらパサパサ、乾いていなければジトッとした触り心地になります。これが1番確実だとおもいます!
注意点としては、指に付いていた菌を土に移してしまうかもしれないということです。(土を触ったあとはしっかり手を洗いましょう。)
私はとくにこれで問題を起こしたことがないのですが、種子や発芽直後のまだ弱い時期の植物に関しては注意する必要があるかなとおもいます。
しかし、表面を確認するだけでは足りないかもしれません。
表面の土が乾いても、地中はまだまだ水浸しかも。
表面の土が乾いたからと言って、水やりに適切なタイミングとは限りません。
なぜなら、地中にはまだまだ水が残っている可能性があるからです。
地中に水が残っている状態で水やりをすると過度な水やりになる可能性があります。これによって根腐れや、カビの繁殖に繋がる可能性があります。
これを確認するにはやはり、指が1番かなと思います。私は乾いているか不安な場合、深くまで指をさして確かめることが多いです。
割り箸を土にさして湿るか、土が着いてくるか?などで判断する方法もあるようです。
今回はガジュマルにお手伝いしてもらい、アイスクリームのスプーンで試してみました!
表面はパラッパラのハイドロカルチャーです。
スプーンを差してみます。差す時にで摩擦が強く湿っているなというのがわかる状態でした。また、注意しながら作業をしないと植物の根を傷める可能性がある感じもしました。
湿っているとスプーンに土がくっついてきます。また、スプーン自体も湿って色が変わるので地中の状態がわかります。
表面が乾いたら直ぐに水不足!という訳ではないので、表面の土が乾いてから1~3日空けてお水をあげるようにしています。
1度にあげるお水の量って?
鉢の大きさや植物の大きさによって変わりますが、基本的には鉢の底からお水が流れ出すぐらいの量をあげると良いでしょう。この際、鉢の底の受け皿に水がたまる場合は水を捨てるようにしてください。根腐れや虫の繁殖につながってしまいます。
しかし、当然ですが、適切な水やりって植物の種類によって変わりますよね。ここからは私が実践している簡単な目安を紹介します。
植物の好む環境を整えるのは「土の表面が乾いてからの何日後に水やりをするか」
どの植物にも乾燥に対する好みがあるので、同じ頻度で水やりをしてしまうと、乾燥を好む植物は根腐れを起こすでしょう。
しかし、私は基本どの植物にも鉢の底からから水が溢れるまで水やりをします。ではどの様に乾燥の好む植物に適切な環境を整えてあげているでしょうか?
見出しにもある通り、土の表面が乾いてからの何日後に水やりをするかで調節しています!
「乾燥を好む」、「中間」、「乾燥が嫌い」の3段階にグループ分けする
まずは乾燥へ耐性で3段階のグループに分けます!下記、例です。
乾燥を好む植物・・・・・・幹が太く、葉が少ないものは乾燥に強い傾向がある。
サボテン、多肉植物、パキラ、ユーフォルビア、センスベリア、ガジュマルなど。
中間くらいの植物
ワイヤープランツ、ピレア、アジアンタム、コーヒーノキ、オリヅルランなど。
乾燥を嫌う植物・・・・・・葉が多かったり大きいものは乾燥に弱い傾向がある。
モンステラ、フィカス、紫陽花、エバーフレッシュなど。
乾燥を好む植物は土が乾いてから4日後、中間くらいの植物は2日後、乾燥を嫌う植物は1日後!という風に水をたっぷりあげるという点は変えずに水をあげる間隔で調整をしていくといいですよ!
まとめ
今回は、「表面の土が乾いたら」を深掘りして適切な水やりのヒントを書いてみました!下記、まとめです!
- 「表面の土が乾いたら」、土を触って確かめるのが一番確実!
- 植物が枯れる原因のトップの2つは水のやりすぎと水不足。
- 乾燥を好むかで3つのグループ分けをして適切な水やりをしよう!
水やりの頻度や量って植物の種類によるところが大きいのですが、この記事を読んで少しでもあなたの大切な植物が元気に育っていけることを願います!
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