今ではブラックコーヒーが大好きであるが初めて飲んだときから好きというわけではなく、かつて、ブラックコーヒーにたいして苦手意識の強かった私がいつからこんなに追求し、美味しく感じるようになったのか振り返る。
勉強のお供、エナジードリンクでカフェイン摂取
当時、高校生だった私は、大学の受験勉強にモンスターをお供にしていた。カフェインを摂取すれば、体感と気持ちで効率が1.3倍くらいになっていた。(正直、ただの気持ちの問題であるとは思う)
特に塾に行くわけでもなく、夏休みの40日全てを家で過ごした私の密かな楽しみが、昼食後のモンスターであった。
レッドブルよりモンスターを好んでいたのはやはり容量。多ければ多いほど嬉しいため、モンスターをケースで箱買いし毎日1本、足りない時は2本と日々のモチベーションアップに繋げていた。当時はこれではなく、さらにこれよりカフェイン増量された、瓶のものを飲んでいた。
代替案としてもコーヒー
大学に入ってからも勉強といえばモンスターという習慣は抜けなかったが、さすがに体に悪いしコストがすごい、しかし、カフェイン取らないと効率が下がる・・・と考え始める。そして代替案としてのコーヒーが台頭してきた。さらにコーヒーにはポリフェノールが入っていて健康に良いという。
甘いラテに関して昔から好物であったが、ここで考慮する点としては糖分、脂質である。ブラックコーヒーしか選択肢はなかった。笑
家には母の購入したコーヒーメーカーがあったため、それを使いコーヒーを飲むようになった。どうせ飲むなら、色々試そうと思い、スーパーの粉コーヒーを片っ端から漁っていった。
初めて「これいいな」ともったのがこれ。味の違いをあまりわかっていない私にとってガツンと薫る炭はかなりお気に入りにであった。
カフェでもブラックコーヒーを、自宅では豆から楽しむようになる。
そんなこんなでスタバではフラペチーノからコーヒー、サンマルクではココアからコーヒーみたいな感じでコーヒーを味わう機会が増え、豆を挽いてコーヒーを飲むようになった。特にコーヒーの味が好きというわけではないが、味を比較し自分の好みのコーヒーに出会えるのが嬉しく、趣味として楽しめるようになった。
全自動コーヒーメーカーを入手したことにより経験値が急増
それから、社会人になって、カフェインの重要度がさらに増した。昼食後の眠気対策、家に帰って疲れの緩和。もっと手軽にコーヒーを飲みたくなり全自動コーヒーメーカーを購入。
コーヒーを豆から手軽に楽しめるようになり、ここから一気に経験値が増えた。
「比べる」を続けているといつの間にか好物になっていた。
味、香りが強すぎない粉コーヒーから入り、こだわりコーヒー豆を取り寄せるまで少しずつ、段階を踏み、「カフェイン摂取をより健康に、どうせなら楽しめるように」と思いながら飲んでいたら、いつの間にか好物になっていたといった感じである。
いまでは、「コーヒーを美味しく飲める人」となった。
今でもエナジードリンクは大好物であるが健康面を考えると良いとはあまり言えないだろう。
歳をとるにつれ、代謝も落ち、カロリーも気にしなければいけなくなる。コーヒーは健康面でも良いとされているし、ハマれば本当に奥が深い。
コーヒーに対して苦手意識を持っている方、この記事を読んですこしでも興味を持っていただければ何よりである。
余談であるが、コーヒーメーカーが常にある生活だったため、インスタントコーヒーを飲んだことがなかった。初めて飲んだのは最近でその時のことをレビューしたのでご興味のある方はぜひご覧ください。
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