今回は生豆本舗で購入した2つの豆を混ぜて焙煎してみる。
結論からいうと、やはり自分で焼いた豆はかなり違う。新鮮さや自分の好みで調節できるし、コスパも良い。生豆さえあれば、家にあるものだけで自家焙煎できるため、一度はやってみてほしい。
メリット
- うまくできても失敗しても、自家焙煎のコーヒーは本当に味が違う。
- 試行錯誤で自分の好みの味を探求できる。
- コーヒーショップで買うより安い。コーヒーショップで買うより美味しい。
- 焙煎してか2週間が美味しさのピーク。自分で焼くからこそ、日に日に変わる風味を楽しめる。
- フライパンだと焼いたときにでるカスが飛び散らない
生豆はネットで買える。
初ブレンド
前回、ニブラを単体で深煎りに焙煎し飲んでみたところ、苦味、コク、酸味がしっかりあってすごく美味しかった。個人的にはもう少し、酸味が控えめにできればもっと気に入るコーヒーができるのではないかということで酸味が少なめで甘味が強いと説明のあったトラディショナル・モカをブレンドして焙煎していくことにする。
比率としてはニブラとトラディショナルモカを7:3の量でブレンドしていく。今回は混ぜてから焙煎するいわゆるプレミックス法で焙煎する。それぞれ個別に焙煎してから混ぜるアフターミックス方がもあるが、手間がかかるため、プレミックス法で焙煎する。
フライパンで焙煎
いろいろと試行錯誤中のため、今回は下記の手順を理想に進めた。
しかし、細かいことはめんどくせええ!って方は、
「焦げてムラがでないようにしっかりフライパンを振りまくる」
「好みの色になったらフライパンから出して冷ます」
を意識して炒めればいいかも?
とりあえず私の今回の理想。
- 初めから中火でほぼ撹拌しっぱなしにする
- 色づき始めた6~7分を目安に撹拌の間隔をあけて2秒ごとに撹拌をする
- 2回目の弾ける音、「ビチビチ」が始まった段階で火を止める。
初めは焦がさないよう頻繁に豆をひっくり返しながら火を入れていくことで水分飛ばしていく。
徐々に全体が色づき始めたなという6分くらいからひっくり返す間隔を空けてしっかり焼いていく。
しばらく焼いているとパチパチとコーヒー豆が弾ける音がする。この段階からはお好みのかげんでで焼くのを辞めて問題ない。1度目のパチパチで引き上げると浅煎りのコーヒーになる。目安としては10分である。
パチパチとした爆発が収まってしばらくすると次は「ビチビチ」といった2度目の爆発が始まる。
今回はこの「ビチビチ」が始まった時点で焼くのをやめる。ここまでで13分くらいとなった。
基本的に嗜好品のため、それぞれで好みが異なる。そのため、自分の好きなタイミングで焙煎を止めて問題ない。
冷やして焙煎が進むのを止める。
ザルにあげて、コーヒー豆を冷やしていく。今回はドライヤーなどは使わない。ザルの上でコーヒー豆を振りながら冷やしていく。フライパンを煽るときの感覚である。
本来、狙った焙煎度合いで止めるために冷やすが、最近は好みより少し早めにフライパンから外して、余熱で火が通っても気にしないようにしている。
2,3日おくと煙臭さがなくなる。
焙煎したても新鮮な味わいが楽しめるが、なかなか煙臭い。初めて自家焙煎したときは失敗したかと思ったくらいである。しかし、2,3日経つと美味しそうな香りがしてくる。実際に日にちが経つにつれて、熟成される美味しさを感じるのも良いだろう。
今回は焼いている時から思っていたが、少量ブレンドしたトラディショナルモカの方が粒が大きく焙煎が甘くなってしまった。個人的にはもう少し強めに焙煎したかったな。と思いつつも飲んでみると、かなりいい感じ。甘味がつよくてスッキリした苦味もあり、これはこれでよい。
頑張って焙煎した後はお気に入りの全自動メーカーに豆を挽いてもらい抽出してもらう。
まとめ
二日ほど経つとかなりいい匂いがしてくる。焙煎直後のめちゃめちゃ煙臭いコーヒーも自分で焙煎してこそあじわえる!手軽にコーヒーショップよりも安く美味しいコーヒーが飲める。
コーヒー好きを語るならぜひやってみて欲しい。
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